ロールケーキ・柿ー田（かきーだ）

「岐阜の特産である富有柿を使って、岐阜県を代表するスイーツを作りたい」との思いから、洋菓子店さんらいずとせっきーファームが、本巣市商工会の協力のもと「2018年 農商工連携ファンド」に認定されて商品開発がスタート。

若者の発想も取り入れたいと考え、岐阜農林高校で六次産業化を学ぶ流通化学科の3年生にも開発に協力してもらいました。

2月に最初の授業を行い、ドーナツ・生チョコ・パウンドケーキなどの試作品の中から、柿の素材そのものの味を強調しやすいロールケーキを作ることに決定しました。

2回目の受業の試食会では、生徒たちが育てたブランド米「縁結び」の米粉をロール生地に使用。ふっくらと柔らかい仕上がりになり、生クリームには柿のパウダーを練り込み、セミドライの果肉を入れることで商品が完成しました。

生徒たちに商品名を考えてもらい、「柿」の文字と、学校の田んぼで育てた米粉を使用するので「田」の文字を入れ「柿ー田(かきーだ)」と親しみやすい名前に決定。パッケージのデザイン案も発表してもらいました。

5月＆6月の受業では、柿ー田のマスコットキャラを考案し、販促用のポスターやリーフレット、販売場所をみんなで検討しました。